私は外国人さんの前になると緊張してしまって中々話せない人間でした。とにかく恥ずかしくて、発音がおかしくないか、文法がおかしくないかをすごく気にしていました。
英語はずっと学んできて、多分日常会話には支障は無いくらいのはずだったのですが、中々外国の方と話すチャンスも無いですし、自分自身避けてきた部分もありました。
ところが10年ほど前に外で呼び込みのバイトをしていたのですが、規則がかなり自由だったのでなぜかオープンな気持ちになっていました。それと、会話をするために用意された空間では無かったのもあったと思います。
駅前に外人さんの露天商とかありますよね。アクセサリーとか売っている外人さん。私が立ってると外人さんが目配せをしてきました。私もそれに応えていたのですが、ついに話しかけられました。その時に、これはチャンスだ!と思って勇気を出して話しました。拙い英語でしたが、持っている全てを出して会話しました。
外人さんは国は忘れてしまったのですが英語圏の方でした。あるトラブルが起こったので、日本語がわからない外人さんに私が英語で説明しました。それを終えると「君の英語は素晴らしいね」と言ってくれました。恐縮という概念はあまり欧米に無かったな、と思い、すごく喜んでありがとうと言いました。あの時勇気を出して本当に良かったです!
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